ここ最近、娘の進学先について考えていました。主に考えていたのは大学ですが、今の時代は大学入試が大きく変わるという事です。
去年、イギリスから帰国した某日本の進学校に通う高校生の息子さんをお持ちのお母様と話した所、
*かなりの大学が、英語に関しては英語の外部資格試験を取り入れ始めているので、英語に学校側も時間を多く割いている
*息子さんの学校では、高校入学してすぐから、英検、ケンブリッジ英検、GTECと言った大学入試の合格判定に認定されている英語検定を実施して、殆どの生徒が受けている
という事で、かなり英語に力を入れている様でした。息子さんも、既に英検準一は持っているので、次はケンブリッジ検定のCAEを目指すとの事でした。
他にTOEICなどもありますが、それぞれの検定は、結構費用も試験時間も内容も違います。
例えば、大学入試の英語資格認定されているものでいうと、英検やGTECは学生向きだと思いますがTOEICはビジネス向きです。ケンブリッジ検定やIELTSはイギリスの英語検定なので、学校でアメリカ英語を習っている日本人には、少し馴染みにくいかもしれません。試験時間もケンブリッジ検定は約4時間で費用も約3万です。その分、正直外国だと日本でしか認知度がない英検よりも海外ではずっと認知度は高いというメリットがあります。
そして、2020年以降のこの大きな英語の取り扱いの大きさを見て、自分が勝手に思った感想としては
*私立と公立では大きな差が出てしまうのではないか
*地方と都市部の英語資格試験の点数の格差が広がってしまうのではないか
という事です。
首都圏の私立中学、高校ではネイティブの先生を雇ったり、英語の授業を増やしたり公立のカリキュラムよりも多く取っているところが多いようです。スピーキングの練習を多く取っている所が売りの所も多いようです。スピーキングは、大学入試の英語検定試験では重視されているからです
一方、文部省の調査によると、全国の公立高校の英語教師の3割以上が英検準一レベル以下だそうです。入試に含まれるスピーキングの練習も私立に比べると少ないのではと思います。大体、GMARCHレベルの大学だと、英語のレベルが英検2級位と言われていますので、先生のレベルによってはGMARCH以上行きたいお子さんは、物足りなく感じるかもしれません。
又、英語の資格検定ですが、私もTOEICや英検受験した経験から思うに「場慣れ」や「試験慣れ」が大きく得点に響くと思います。試験会場が遠い地方受験者の方は正直不利だなと思います。
もちろん、公立の良さもあると思いますが、私立の2020年大学受験改革の取り組みからすると、公立はよほど英語に力を入れている公立でないと、学校に頼りっぱなしだと若干私立より不利になってしまうお子さんも多いかもしれないなと危惧してしまいました。
私立に行かなくても、英語ラジオ講座や、テレビ、格安スカイプ英会話レッスンなどもありますし、そういうものをうまく利用して英語を楽しんで、堂々と私立でやっている位のカリキュラムもこなすお子さんもいるでしょう。それはそれでとても頼もしい事だと思います😊
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と、つらつらと思う事を書いてしまいました。海外に住んでいるので、情報の間違いがあるかもしれません。。
娘に関しては、問題は英語より日本語の手書きです📝 日本語小論文をよく書いていますが、パソコンで打つクオリティと手書きのクオリティのギャップが違いすぎます😱
はー、あれが出るとここが凹みと追いかけっこみたいですね😥