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明日日本に向けて出発です

 ここ一週間は、義姉と姪っ子二人が日本から遊びに来ていたので、私は色々観光にお連れし、喜んでいただけるイギリスで作れる和食のメニューを、毎日準備していたので結構ハードでした。最終目的地のロンドンまで、送らせて頂いて今日やっとほっと一息ついた所です。

 娘はテストウィーク中だったのですが、正直日本からのお客様のお世話で一杯で、娘の勉強は全くここ一週間見る事ができず、家族を置いて私だけロンドンまで宿泊もしないといけなかったので、正直心配です💦

姪っ子と一週間過ごしていて、二人の立ち振る舞いや気の利かせ方、空気の読み方は、正直「うわー!日本の女の子の女子力高ーい!」と思う事がしばしばでした。二人とも優秀で、バレエや茶道をしているお子さん達です。
イギリスの、
「空気?なにそれ?それって息するもので、読むものなの?言わない方が悪いんじゃん」
というお国柄とか、女の子が気を効かせて動くのではなく、男の子が気を効かせて動く文化で育っているとという娘と一緒だと、娘は本当に、
「どうすんのうー、うちの子、これ日本の女の子の中に入れたら完璧やばし145.png
と思わずにはいられませんでした。

でも、高校生と大学生の姪っ子2人からすると、娘は、
「信じられない137.png
そうで、どこが信じられないかというと、

1:英語が全くしゃべれない状態で現地校に入れられてしまったけれど、何とかサバイブしている
2:甘いお菓子の楽しみがない(イギリスのスーパーで売っているお菓子は、歯が溶けそうに激甘なので、日本人の口には合いにくい)の中で、過ごしている。甘いお菓子をスーパーで買って食べれない生活なんて、考えられない💦

そうで、二人からすると、超ハードモードの暮らしらしくよくこの中で3年半も暮らして来ている事、自分達だったら、観光と暮らすのは全く別なので、速攻で日本に帰っている、「絶対に無理、ある意味娘はタフだよ」という話をしていました。

しかし定型の女の子というのは、本当に子育てが楽そうで正直見ていていいなーと思いました。二人の姪っ子とも、優秀で、一人は軽々と現役で名門の国立大学に入学して、バレエをやらせれば主役級、成人式に出れば成人式の挨拶を代表で指名されるようなお子さんです。正直、人の動きを見て気を効かせてさくさく動いてくれて、自分が言わなくても全部してくれるお子さんって、こんなに楽なんだ、、。と思わずにはいられませんでした。

でも、その姪っ子2人の母である私の義姉は、自分の悩みでいつも一杯で、今回は彼女の悩みをずっと何時間も何日も聞いている事が多かったです。正直、定型で立派に育っているお嬢さん二人がいるだけでも、贅沢だと思うのですが、彼女にはそれを言っても全くわからないようでした。

幸せのベクトルや、ハードルは、自分で設定するもので、その設定によってはどんなに恵まれていても自分が苦しくなったり生きにくくなるのかもしれないな、と思った出来事でした。

 しかし、明日日本行きの飛行機に乗らないといけないのですが、娘は休みが始まったとたん、体調を崩して今日は寝込んでいます。いつも休みが始まると体調を崩し、しかも20時間かけて帰るので、時差ボケと疲労で日本に付いたときはいつも娘は一週間位ボロボロです。今回も、兎に角無事にホテルまで到着することを目標にしたいと思います。


とりあえず、4月に入り娘もイギリスの中一はあと2か月もすれば終了です。そして無事日本に一時帰国出来る事を有難く思わなければと思います。



# by dekobokouk | 2018-03-31 20:47 | 発達凸凹子育て日記

発達凸凹女子の子育て

 最近、何となくぼーっと考えていた事なのですが、、。

ここ数年の間で、発達障害についての認知が進み、本などが沢山出ていたりします。親御さんたちも、手探りで一生懸命子育てを頑張っている方が多く、私も日々励まされる思いがしています。

しかし、今考えている問題として現在発達障害で出ている情報は男の子向け、女の子向けの性差がない情報が多いなと感じています。
発達障害の性差は、発達障害研究の第一人者でもある、どんぐりクリニックの宮尾先生によると男の子、女の子実は同率なのだそうですが、圧倒的に男の子の方が多いと思われているそうです。

情報も沢山ありますが、発達凸凹の女の子に特化した情報は、とても少ないです。発達凸凹児子育てブログも沢山ありますが、女の子を育てていらっしゃる方のブログは、男の子と比べて圧倒的に少ないです。

女の子の方が、社会的に適応しようと努力する事と、又受動型と言われるおとなしいタイプが多い為、実は発達障害を抱えている事が判り難い為表に出てこないそうです。思春期を過ぎ、大人になっても体の不調を訴える事が多く、医者にかかっても、「心身症」や「うつ」などと診断され、実は背後にアスペルガーなどの発達障害が隠れている事がわかるのに、相当な時間がかかる事が多いようです。又、わからないままな事も多いようです。

娘は、ラッキーな事に、主治医曰く、世界のトップレベルの速さで診断のスクリーニングが行われる所に日本では住んでいたので診断が早かったのですが、もしイギリスに住んでいたり、発達障害の認識がまだ進んでいない地方に住んでいたら、診断されていない可能性があったかもしれません。お勉強はそんなにできない訳では無いのに、ぼーっとしてのろい、天然の不思議ちゃんで、多分、困難を私も理解する事が出来ず、うつや対人恐怖症などの二次障害が起きていたと思います。発達障害の女の子の二次障害発症のリスクは、悲しいことに正直とても高いからです。


 自分が、本当に手探りながら今勝手に考えている事として、発達障害児の女の子の子育ては、低学年の時よりも小学校4年くらいからの思春期が終わるまで位の保護が大きな鍵となってくるような気がします。
この時期は、女の子の人間関係が特に複雑になりますし、身体の変化も大きいからです。

特に日本は、同調性や気配りが凄く女性に求められる社会です。発達障害の診断が降りる、ということは、人と違う所がある、という事で、特に同調性を求められる思春期はどう頑張っても違う部分がネガティブな面として捉えられがちになると思います。

男の子だったら、「男の子だから」と終わる部分が、女の子だと「なんか気配りができない、空気読めない」
などと、厳しい目で見られる事も多いです。

この厳しい時を、両親が認識しどう子供に理解を示して寄り添って挙げれるかがポイントなのかと思います。

私が特に考えているのは

1:お友達がいなくても大丈夫、孤独を愛することを教える
2:頑張っている事を一つ一つ認める
3:思春期に虐めにあいそうな環境はなるべく避ける、もしくは虐めが発覚した場合すぐ保護する


という事なのかなと思います。

又、発達障害の女の子向けの本でいいなと思う本もありましたので、後日ご紹介できればと思います。









# by dekobokouk | 2018-03-20 20:47 | 発達凸凹子育て日記

とりあえずこれを



しらみ事件が終わって、友人とアフタヌーンティーを楽しみました。


とりあえずこれを_d0356788_02272804.jpeg

こうやって、私の身体は横に育っていくのでした😭

来週半ばからは、親戚が一週間日本から泊まりに来ます。娘もテストウィークが始まります。

そして、それが終わったら、一年振りの

日本🇯🇵日本🇯🇵日本🇯🇵

宿泊客が多い我が家なので、何かと忙しいですが、頑張ります👍



# by dekobokouk | 2018-03-16 02:26 | イギリス生活

一難去ってまた一難!


この国に住んでいると、色々と日本では予期しない事が突然起こります。

ここ最近2カ月位の間でも、ボイラーが壊れるという事件、それから大雪が降り陸の孤島で数日間閉じ込められるといった事件が起きています。イギリスに住んでいると、いろんな日本では予期しない事件が起こり、お父さんはまるで、大草原の小さな家とか北の国からに出てくるお父さんたちの様です。引っ越して来た当初は、なんでこの国はこんなに家族の絆が強いんだろうと思っていました。でも、最近になって、それは衣食住に関わる生命の維持とまで言っては大袈裟ですが色々大変な事が起こるので、絆が強くないとやっていけないのだと何となくわかるようになってきました。主人も、私も色々何か乗り越える度に、ゲームのキャラで言うと、「dekobokoukは、1レベルupしたっつ!!」という感じかなあと笑っています、いや笑わずにはいられません笑

 さて、今回また事件がおきてしまいました。
イギリスで私の気に入っている事の一つとして、ダニや蚊が全然いない、ということが挙げられます。私はとても刺されやすいタイプなので、夏は日本では私は悲惨なのですが、この国に来て一つも刺されていないのでストレスフリーです。

しかし、なんとシラミは普通によくいるのです!よく学校からは、「シラミが発生しています」とかいう紙が来たりしたり、お子さんがシラミになってしまったという話はしょっちゅう聞くのですが、引っ越してきて一向にうつったことはないので、「いずれは来るよ」とはよく聞いていましたが、無関係かと思っていました。

そして、昨日の夜、、。先日から、娘が頭をかゆがっていて、洗っても洗っても最近かゆい、と言います。

「どれどれ、見せて見せて。頭皮に湿疹でもできたかなあ?」

と、娘の髪の毛をバサバサっとまくると、髪の毛の中にフケの様なものが一面、真っ白なのです!
あ、そういえば、パリ在住の中村江里子もエッセイで娘さんのシラミ感染について書いていた!これだ!と思い、

思わず、私は「ギャー!!!」と断末魔の様な金切り声を上げてしまいました。

「これってシラミの卵???」というと、娘も「ギャー!!」と言って気持ち悪がったのですが、時すでに夜の9時。ネットで調べると、シラミの卵は、取るのが大変で、専用の金属でできた目のかなり細かい櫛で採るらしいのですが、髪の毛に張り付いて取れないので、3時間は全部の卵を取るのにかかると言います。
結局、櫛もないので、調べた所、ワセリンを髪の毛に大量につけ、シャワーキャップをして寝せるといい、という事で娘にそれをして寝てもらいました。

今日は、学校を休ませて薬局に行ったところ、シラミ用製品があるわあるわ。店員さんに説明してもらって、シラミ用製品を買ってきました。
一難去ってまた一難!_d0356788_00221134.jpeg


なんと、電気式シラミ櫛も購入しました。これは、「キーン」というものすごく不快な音とともにシラミを殺す櫛です。こんな物があるなんて信じられません。

そして、今日は朝から娘のシラミの卵と格闘です。やはり、金属の専用櫛で丁寧にとかし、しっかり3時間かかって殆ど取れました。あとは、全寝具を洗濯、乾燥機にかけるだけです。

シラミは、髪の毛を清潔にしていても、シラミを持っている子供の髪の毛に接触しただけでもシラミが卵を産み付けるという、強力な感染力を持つ害虫なのだということを知りました。

いやはや、やっと終わってひと段落です。でも、今回気が付けた事で、意外だったことは、娘が意外とこういう事に強かった事です。低学年の時は、感覚過敏があって、糊のベタベタが嫌だったり、赤白帽のゴムが首に来るのがきらいでゴムがびよーんと伸びたのをしていたので、ワセリンやシャンプーキャップを一晩中は考えられなかったです。又、金属の専用櫛も髪の毛をかなり長い間引っ張って使うのですが、それも大丈夫だったこと、又、電気式シラミ櫛の不快な高音のキーンという金属音も大丈夫だったので、意外でした。聴覚過敏と、感覚過敏は知らぬ間に消えて行っているのかもしれないと思った事件でした。

いやー、しかし疲れました。これは、「dekobokoukは、1ランク上がった!」とでも思わないと、本当にやってられません。今から美味しいイギリスのお茶でも飲んで、ティータイムを楽しむ事とします、、。








# by dekobokouk | 2018-03-13 23:33 | 発達凸凹子育て日記

オンライン学習プラットフォームで、好きな事をどんどん伸ばす!

  

 最近、世の中の進度が早く沢山の良質な教育コンテンツがここ数年で、どんどんオンラインで出来る事に驚いています。例えば、娘は日本人補習校にはいっていませんが、オンラインで日本の作文塾に通い始め、まだ半年も経っていませんが作文はかなり伸びました。半年前は、やる気がない時は箇条書きばかりで、起承転結もあやふやでしたが、最近は個性的で表現力がとても豊かな文を書くと先生から評価を頂く事が出来ています。又、算数の授業も、youtubeで元塾講師の先生が教えてくれているのを(youtubeなのでもちろん無料)で聞いています。この先生は、「とある男が授業をしてみた」というタイトルで沢山の勉強動画を出していらっしゃるのですが、下手な塾に通うよりわかりやすい、又説明が判り難い学校の先生よりわかりやすいと評判が高いです。多分、オンライン上の先生は、視聴者からのレビューがあるので、その分評価が厳しくなりやすく優秀な先生しか生き残れないのだと思います。

オンライン教育の魅力は、集団で勉強するのではなく、より個別でその子のペースに合わせられるのが良いところだと思います。


最近、興味があるのは


Udemy




という教育プラットフォームです。



これは、アメリカが本社なのですが日本だとベネッセがパートナーとして運営していて、低価格で業界のエクスパートから、ビジネス、コンピューター、心理学、語学、そして料理からありとあらゆる55000ものコースから自分で好きなものを選んで受講することができます。

娘は、絵を描くことが好きなので、家庭教師を近所の芸大に行っている学生さんで頼もうと思ったのですが、一時間2500円大体するので、18時間で同じ値段のここのオンラインコースに通う事にしました。

娘も、2Eの特性があるので、好きな事だとものすごく集中します。初めてのレッスンは、1時間半ほどものすごく集中して聞いていました。2Eやギフテッドのお子さんは、学校の勉強以外の事だけでなく、知的好奇心を大きく広げてあげた方がいいお子さんが多いので、こういうプラットフォームは、自分の好きな授業を専門家からどんどん学べるので、「好きな事や、強みを伸ばす。」には、大きく役立つのではないかと思います。

娘も、まだ取り始めたばかりです。初めてのレッスンで娘が書いた目の絵です。(眉が気になりますが、まあ小学6年生なのでいいでしょう。)

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デジタル絵も勝手にPCで使い方をマスターして描いているので、これから、デジタル絵の描き方、コンピューターグラフィックなど、どんどんやりたい事があるそうです。そこは応援してあげたいなと思います。


娘は、絵が本当に下手くそな子供でした。保育園の年中時代に、年長の女の子数人から、「どうして○○ちゃん(娘)って、こんな絵が描けないの?塗り絵も、凄い汚くていつもはみ出してばっかり!」と言われた事があります。

小学1年の時、知能検査でひし形を書く時は、視覚認知が上手くいかず星に書いた事もあります。

塗り絵は、小学校5年生くらいまではみ出して本当に汚くて、どう見ても小学校1年生が塗った、いやそれ以下位でした。

まさか娘がこの年にになって、絵を描きだすとは思いもしなかったので、子供がどう成長していくか楽しみです。そして、このようなツールをどんどん使って、好奇心が広がっていくと彼女の人生の楽しみが増えて豊かになるのだと思います。


*Udemyは、アメリカが本社なので、英語で受けるコースの方が豊富で日本語より沢山魅力的な選択肢があります。ギフテッドや2Eで聴覚優位のお子さんは、英語が難しくても、何を話しているのか推測しながらコースを視聴してみてもいいかもしれないと思います。





# by dekobokouk | 2018-03-12 20:02 | 発達凸凹子育て日記

英語力0のまま、小学生でいきなり英国の現地校に入学する事になった凸凹(2E?)の娘との日々のあれこれ


by dekobokouk